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先日、風邪を引いていたです。 すっかり調子も良くなり、次の日から学校に通えるようになりました。 と思っていたら夏休みになり、糸色先生や学校の可愛い女の子たちに会えなくなってしまいました。 でもクラスメイトには良く会えるので、それなりに充実した毎日だと思ってます。 あっあんなところに可符香ちゃん発見。 「可符香ちゃん、どうしたの元気ないね?」 「ちゃん、どうやら夏風邪を引いてしまったみたいで」 「えっ風邪!?もしかしてのがうつったんじゃ、可符香ちゃんのジュースもらったことあったし・・・あのときは間接キスだって騒いでたけど」 「ううん、大丈夫よ。ケホ」 「心配だ、も病院付き合ってもいい?」 「うん」 そう言ってたちは「糸色医院」に入っていった。 あれ?糸色??引っかかる名前だ。 しばらく待合室で待っていると可符香ちゃんが呼ばれた。 も可符香ちゃんについていった。 だって!お医者さんってえろいイメージがあるんだもの!! 可符香ちゃんに何かあったら大変なので、見張りです、はい見張りです。 「「あ」」 「何か?」 個室へ入ると糸色先生が白衣を着て座っていた。 あれ?先生??えろい方へイメージチェンジですか!? 違った、この糸色先生は教師の望先生ではなく、お兄さんの命先生だそうだ。 名前を聞いて可符香ちゃんが、おもむろにホワイトボードに字を書き出した。 「絶命」と・・・。 命先生は「くっつけて書くなぁあ!」と叫んで頭をガンガンと壁にぶつけ始めた。 リアクションが一緒だ、可愛い。 「それ禁句だから」と看護士さんに口止めされた。 そして立ち直った命先生が可符香ちゃんに病状を聞くが彼女は「なんだか治ってしまいました」とけろっと言った。 もちろん怒った先生に物を投げつけられ可符香ちゃんは出て行ってしまった。 そしてはまだ病院の中にいた。 「キミは行かなくていいの?」 命先生は可符香ちゃんが出て行った方向を指した。 「命先生って望先生と似てますね、容姿も声も行動も何だか似てます。可愛いですね」 「そうかなぁ、望にも可愛いって言ってるのかい?」 「はい、言ってます。二日に一回は言うようにしてます、会えない日は電話してわざわざ言ってます」 「はははっキミ面白いね、もしかして望のこと好きなんですか?」 「えぇ、まぁ」 そしてまた笑われた。 似てるけど、雰囲気は違うなと思った。 そんな話をしていると可符香ちゃんが戻ってきた、今度は千里ちゃんも一緒だった。 みんな思うことは同じらしく、千里ちゃんも命先生を指さしていた。 望先生の行方を聞くと実家に電話してくれた。 「望は見合いで実家に帰ってるみたいだよ」 「見合い、ですか」 「ていうか見合いって何よ!」と千里ちゃんが命先生の胸倉を掴んで実家の住所をはかせた。 「そういうことはきっちり私との関係を・・・」って何したんですか先生。 そんなこんなで、先生の実家に向かって旅立つことになりました。 「着いたーっ!」と千里ちゃんが叫ぶ、いつの間にかみんなが集まっていた。 奈美ちゃんとか晴美ちゃんとかはいないなぁ、でも可愛い女の子に囲まれたこの短い旅は幸せでした。 とそこへ糸色家の執事と名乗る男性が登場、セバスチャンを講義しながら車に乗り込むと千里ちゃんが声を上げた。 「先生!」 車から降りて千里ちゃんの視線の先に目をやると・・・あれ?先生??望ぼっちゃん?? みんな唖然としていた、もう一度先生と呼ぶ千里ちゃんの声にさっきの勢いはない。 「あっ、なっなんでいるんですか」 「なっなんなんですか!そのチャラチャラしたカッコ!」 「・・・先生」 「はっ!さんまでそんな目で私を見るんですか!!」と先生はを見て言うと「見て知ったな!私が地元でチャラチャラしている事を!」と叫んで走り出し、時田さんにあっけなく捕まっていた。 先生、は「そのTシャツ素敵ですね」って言おうとしただけなんですけど。 そのまま連行された先生と一緒に糸色家へと向かう、大きなお屋敷だ。 途中で妹の倫さんに出会う、この人も可愛い。 一騒動あったが、ついに見合いの真相が明かされた。 「目が合ったら即結婚」・・・何ですか、それ。 それから屋敷内に案内されて達はそれぞれ着物に着替えさせられた。 そして見合いの儀の説明の映画を見せられた。 「すみません、何故たちも着物を着せられてるんですか?」と時田さんに聞けば「あなた方にも参加していただきますので」とさらっと言われる、えぇ!まだたち学生なんですけど!と言う正論はここでは通じない気がしたのであえて言わないでおく。 途中カエレちゃんの着物の丈のことで騒いでたけど、はそれでいいと思うよ、むしろそれでお願いします! ボーンボーンと時計が鳴り、見合い開始のドラが鳴る。 早速千里ちゃんが先生に詰め寄る、しかし「私は見ない事に関してはプロですから」と先生は上手く避けている。 その攻防にまいとちゃんも加わり、何かすごいことになっている。 「ちょっ、さん!」と先生に呼ばれたような気がしたが無視しておいた。 「カエレちゃんその着物似合うよ」と後ろから声をかけると彼女は振り返り、そうになって慌てて前を向いて「ちょっとさん!危なかったじゃない!目が合ったらどうするのよ」と言った。 「そしたら結婚でしょ、と結婚しませんか?」と言い寄ると「しないわよ!何考えてるのアナタ!?」と怒鳴られた。 「ちゃんさすがにそれは無理よ」とあびるちゃんにまで言われた、悲しい。 気がついたら先生は居なくなっていたが、気にしないことにして屋敷内をうろうろと探索に出掛けた。 しばらく歩いていると向こうから先生がやってくるのが見えた、は慌てて近くの部屋へ入ろうとするが間に合わず先生に手首を掴まれてしまった。 「さん・・・さんどこへ行くつもりですか?」 「いえ、お手洗いを探していて・・・先生ご無事だったんですね!安心しました」 「何を言ってるんですか!アナタ私が呼んでたのに無視しましたね!今も逃げようとして、私たち付き合ってるんじゃないんですか?」 「先生のことは好きですけど、目は合わせられません!」 「どうしてですか?私はアナタなら、と思ったのに!」 「そんな嬉しいこと言っても駄目です!はお見合い結婚には賛成できません!恋愛結婚が希望です!!」 「・・・そういう理由ですか?私のことが嫌なんじゃなくて?」 「ちゃんと恋愛して結婚したいじゃないですか、それにはまだ学生ですし」と言うと先生は納得したようで手を離してくれた。 「そういうことなら、無理強いはしません。・・・私は追われている身なので、これで失礼します。では、さん」 笑顔でそう言った先生が不意に顔を近づけてきた、と思ったら・・・頬にちゅってされました。 「これは約束ですからね、アナタも誰とも目を合わせないように!」と念をおされて、先生は足早に向こうへ行ってしまった。 ・・・先生からキスしてきたの初めてだ、と軽く感動を覚えたのだった。 その後無事に見合いの儀は終わったが誰かが「ちゃん女の子と目を合わせようとしてましたよ」と先生に言ったらしく、先生に「さん、アナタって人は!」と怒られたりした。 |